イサキ釣り

最近の天気は梅雨と言ってもシトシト降るのではなく、降るときは土砂降りです。
話題のゲリラ低気圧が、雷鳴と大雨を降らせます。
先日その不安定な気候のなか、イサキ釣りに出かけてきました。

この時期イサキはベストシーズン。
スパーの店頭では1匹7-800円で売られています。
うむうむ、10匹で7-8000円か100匹で7-80000円か、うふふf・・・。
と勝手に計算して、大漁のとき料理をどうしたものかと、そんな心配して床に入る。
今までも睡眠が十分でないときは、ほぼ100パーセント船酔いで辛い思いをしているのです。
今回は何としても体調を整えなくてはと、早くから床に入ったのですが、早く入りすぎて、ほとんど眠れなかった。
そうです、遠足前の子供のように興奮しているのがわかるのです。
目を閉じているのだが、身体の芯がはっきり起きている状態。
結局何時もの睡眠不足で出かけることに。

元来船には強くはないので、やや不安があったのですが、その不安が的中。
ゲリラ低気圧と遭遇。
海は大荒れ、(船頭さんは少し高いかな?と言う)、釣り場到着までにキャビンで船酔いする有様。
なんとか釣らねば何しに来たやらわかりません。
何とか船べりベンチに腰掛けて、さあ第1投。
なんと、入れ食いではありませんか。
しかし、釣る上げるのが精一杯。
足元に魚が転がっていると、船頭さんが、はよクーラーに入れてと声かける。
魚をクーラーに入れようと下を向いたとたん×××××。
餌を手にしたとたん×××××。
雨の中ベンチで横になるとなんとか治まる。
数回繰り返すうちに、ベンチで横になっても、こみ上げる×××××。
どうにもならない×××××と、カッパに降りかかる雨の音が、私の気力を奪い去る。う・う・う・もうだめだ。
このまま寝込んでは、低体温で死んでしまうかもしれない。
キャビンで横になれば今日の釣りはお終りかも。
でも何とかひな子の分は確保できた。
諦めキャビンに駆け込むと、もはや数人先客が横になつているではありませんか。
こんなに辛いのに、なんで皆さん来るのよ。バカじゃない。
苦しい、辛い。起き上がれない。早く港に帰りたい。
その時、微かに聞こえたのです。船頭さんの声が。
早いけどもう帰りましょうか。
そうか皆さんダウンしているので早く帰港するのだな、よかった、よかった、これで安心だ。
帰港後、話を聞くと、クーラーが一杯になり帰ることになったとのこと。
なんと・・・・。
結局帰港まで起き上がることが出来なかったのです。
釣果はイサキ大小合わせて10匹ほど。
高いイサキだ。

ダウンしなかった方は、持ち込んだクーラーほぼ満杯。
100以上釣られている方も。
料理どうするの?。他人事ながら心配しま~す。

今考えると、あと少しこらえて釣れなかったのかと。
睡眠とってリベンジだ。
もう忘れたのあの辛さ、いや覚えているが・・・・・。