防音工事

 フルートに限らず、楽器一般に言えることなのですが、練習の音は気になりますな。
電子楽器なら音調節できるでしょうが、管楽器となればもうこまったものです。弦楽器は小さい音も出せるかもしれませんが、管楽器はある程度吹かないと鳴りません。練習時間を気にするのですが、 ご近所さんには気を使います。

 昔ピアノの音が原因で殺人事件が起きた話を聞きました。フルート殺人事件なんてことにはならないと思いますが、ご近所さん仲良く過ごせるように、お隣側の窓に防音工事をすることにしました。当初防音室を作ろうと思ったのですが、場所がなくてあきらめました、場所だけでなく、実は工事の途中で飽きてしまったらと考えると・・・。

今回は窓だけの防音に止めました。

制作方法

窓枠の中に取り付ける方法も考えたのですが、そうすると窓枠を傷つける可能性があるので、窓全体を覆う様に取り付けることにしました。そうすれば取り外し後も、壁紙の修正だけですみます。


工事前

一般的な住宅地なのでお隣の距離もそれなりです。お隣さんは、この窓の下がリビングとなっているのでちょと気を使います。



 初めに30mmmの荒材で、窓枠より10mm大きい木枠を作り、30mm断熱材ををいれ、防音シートを貼り、12mm石膏ボードを貼り隙間のコーキングで完了。材料購入から取り付けまで1日で完成。防音効果もまずまずでなかなかの出来栄です。しかし難点が一つ、窓が開けれませ~ん。


カーテンを閉るとまったくわかりません。工事が終わったのだから早く練習しなくてなりません。